バランスボールで鍛えるインナーマッスル

バランスボールで鍛えるインナーマッスル

バランスボールは、荷重がかかっても耐えられるようにできているエクササイズ用のボールです。
元々は障害者のリハビリ用に開発されたものですが、バランス感覚を養ったり、身体の代謝機能を高めたりする効果があり、健常者の筋トレにも使われるようになりました。
インナーマッスルは身体のバランスをコントロールしている筋肉群なので、バランスボールを使ったトレーニングで鍛えることができます。

 

バランスボールのサイズは、身長が150cm以下の人は45cm、150cm以上の人は55cm、165cm以上の人は65cmのものが適していると言われています。
できれば、実際にボールに座ってみて、ひざが90度に曲がるサイズのボールを選びましょう。
負荷の強弱はボール素材の硬さで決まりますが、空気を入れる量でもある程度は調整できます。
バランスボールを使った運動は不安定なので、滑り止めにトレーニングマットなどがあると良いでしょう。

 

では、バランスボールを使ったインナーマッスルの鍛え方を紹介します。
(1)バウンド:バランスボールに座ったまま、少しずつ上下にバウンドさせる(慣れるまで)。
(2)腹筋:バランスボールに座り、息を吐きながらおへそをのぞきこむようにお腹を曲げ、元に戻る(30回)。
(3)腰筋・太もも筋:仰向けに寝てひざを曲げ、足の裏をバランスボールにつける。
かかとでボールを転がしながら足を伸ばし、元に戻す(30回)。

 

この鍛え方で大切なポイントは、インナーマッスルが動いていることを意識することと、バランスが取れている状態を保ちながら、正しい姿勢でトレーニングを行うことです。

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