チューブで鍛えるインナーマッスル

チューブで鍛えるインナーマッスル

チューブは、天候や場所を選ばず、いつでもどこでも運動できる器具として人気を集めています。
インナーマッスルは身体の中心にある筋肉で、骨に沿ってさまざまな向きについていますが、チューブは、強度を簡単に調整でき、どのような向きにも力をかけることができるため、インナーマッスルを鍛えるのに最適と言えます。

 

チューブには、負荷の高いハードタイプと、負荷の軽いソフトタイプがありますが、インナーマッスルの鍛え方として「軽い負荷」「多い回数」という原則がありますから、ソフトタイプを選ぶようにします。
できれば、お店で実際にチューブの伸びを試してみると良いでしょう。

 

では、チューブを使ったインナーマッスルの鍛え方を紹介します。
(1)右足でチューブの端を踏み、右手でチューブを耳の上あたりまで引き伸ばす。
左手も同様に行う(10回×2セット)。
(2)右側の柱にチューブの端を縛り、脇を締めたまま右手でチューブを左方に引き伸ばす。
左手も同様に行う(10回×2セット)。
(3)足を伸ばして座り、チューブの中央を足に引っかけ、両手でチューブの端をそれぞれ持って胸に引き寄せる(10回×2セット)。

 

姿勢が崩れるとトレーニングの効果がなくなってしまうので、身体は傾けたりひねったりせず、直立を保つようにしましょう。
そして、インナーマッスルの鍛え方で重要なのは、運動の動作をゆっくり行うことです。
速く動かすと、瞬発力を出そうとして、身体の外側にあるアウターマッスルが鍛えられてしまうからです。
負荷が軽すぎる場合は、より長く引き伸ばすようにするか、チューブを2本重ねるようにすると、強度を上げられます。

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