野球に効くインナーマッスル・トレーニング
高校野球からプロ野球まで、野球は日本で人気のあるスポーツですね。
大リーグでのプレイを目指す選手も増えてきて、アメリカのパワー・ベースボールにも通用する体づくりが求められています。
投げて打つスポーツである野球では、肩や腕の筋肉を多く使います。
腕がしなるように関節を柔らかく動くようにコントロールしているのは、通常の筋トレなどで鍛えられる筋肉よりも奥にあるインナーマッスルと呼ばれる筋肉群です。
肩や腕のインナーマッスルを強化することで、ケガから身体を守り、スピードとパワーを兼ね備えたボールコントロールが可能になるのです。
肩甲骨から上腕につながっている棘上筋という筋肉は、肩を回転させるときに使うインナーマッスルです。
ピッチャーが投球動作をする際に大きく腕を振りますが、このときに腕が肩から離れていかないように引き寄せるのがこの筋肉です。
野球をしていればボールを投げる動作は不可欠ですから、棘上筋を使わないわけにはいきません。
そして、常に強い力がかかってくるため、最も痛めやすい部分でもあるのです。
インナーマッスルを鍛えて故障を防ぎ、長く野球を楽しみましょう。
棘上筋の鍛え方はさまざまありますが、簡単にできるものを紹介します。
床などに横向きに寝て、上になる方の手にダンベルを持ちます。
ひじをまっすぐに伸ばしたまま、上下にゆっくりと動かしましょう。
腕は15度くらいまで上げるようにし、上げ下げには5秒程度かけるようにします。
寝る向きを変えて、逆側の腕も同様に動かしましょう。
これは肩の外転運動と呼ばれるもので、側臥位で行う鍛え方が立位よりも効果的です。
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